私が専門学校に入学したのは20代後半。

それまで勉強という勉強は、ほとんどせずにいた私は、胃の位置すら知りませんでした。

また、入学してからの生活環境は、授業料(月10万位)や家賃を払うべく、午前は学校、午後から夜まで仕事という毎日。(もちろんテスト前、テスト期間中でも)

さて・・いつ勉強しよう？どうやって勉強しよう？

ひたすら覚えていくという(暗記)では、そのとんでもない量の多さに時間がかかるし、暗記はいずれ忘れてしまう。

いかに少ない時間でより多くの知識を。そして何よりも忘れる心配のない勉強のやり方はないものか？と考え、覚える勉強から理解する勉強へとそのやり方を変えました。

・理解すること！それにはまず”整理”すること！

・理解できたという確認！それは他人に解りやすく説明できること！

この2つを意識し、使っている教科書を元に取り組みました。

これは、全ての科目に共通する訳ではありませんが、生理学は特に理解が深まり、勉強の効率も上がったのは言うまでもありません。

結果、経穴の位置や名前などの覚える必要がある科目にあてる時間が増え、総合的成績アップに繋がりました。

この成果もあって卒業時には、学年トップに！

東洋療法学校協会より優秀賞の表彰をうけました。

その後は指圧師として働く中で、様々な症例や教科書にも出てこなかった病態など日々勉強ではありますが、学校生活で理解した知識が大いに役にたっており、また患者さんに対する説明も解りやすいと評価を頂く毎日です。

一人でも多くの信頼される施術者になってもらいたい思いから、皆さんの力に少しでもお役に立てればと思っております。