コンディションのセルフチェック
~今の自分の状態に意識を向ける~
前項では、予防/メンテナンスの必要性を挙げました。
無自覚の方が自身の体の状態を知る方法の一つに【指圧】をご紹介しましたが、何も指圧やマッサージ等、人の手にかからなければならないということはありません。
施術にかかれば時間も費用もかかってしまいます。出来ることならご自身で状態を知ることが出来れば、生活の注意点も見えてくるでしょうし、指圧など人の手を借りるタイミングも掴めることでしょう。
生活状況や体の状態、使い方には違いがあるので、チェック方法も人それぞれ変わってきますが、この項では誰でも出来、極シンプルなラジオ体操を使ってチェックしましょう。
個々のより深いチェックの入り口として捉えてもらえたらと思います。
【ラジオ体操を使ったコンディションチェック】
ポイントは3つ!
①自覚症状の有無に拘わらず行う。
※自覚症状の有る無しの時では、同じ体操をしても感覚が違います。
②ゆっくりと行う。
曲の流れに合わせる必要はありません。勢いをつけず、ゆっくりと一つ一
の動き、可動域を確認しながら張り・痛みの有無に意識を向けて下さい。
※勢いつけて行うと、その時の可動域とそれに伴う感覚が分からなくなってしまいます。
③定期的に行い前回、または普段との違いを感じ取って下さい。
※出来れば毎日が理想ですが、まずは自分の出来るペースで構いません。
実際行ってみると、疲労が溜るにつれて動きが重かったり、思ってもいないところに張りを感じたり、関節が固かったり・・・
また毎日行うことで、日替わりで全く体の状態が違うことに気付くかもしれません。
次項では、体の状態を確認出来た際の対処について【予防/メンテナンス】の方法をご紹介します。【予防/メンテナンスの方法】 ←click(次ページへ)